金庫の盗難防止加工(固定)
最近、金庫破りの被害にあった金庫の引取り作業が非常に多くなってきました。
また、その金庫破りの手口もより手荒に、見境い無くなっていく傾向が見られます。
弊社では防犯上大変有効な金庫の固定を新品の金庫、
もしくはお客様が現在お使いの金庫を加工することで行っております。
長年に渡り各社金庫メーカーからの依頼で金庫の設置・固定作業等を手がけてきた経験により
金庫の大きさや設置環境、ご予算に応じたセキュリティーをご提供させていただきます。
また、金庫を固定することにより地震対策としても大変有効です。
大事なものは金庫に入れているから大丈夫!と思っているあなた!
金庫に対する知識は間違っていませんか?金庫破りにあってからでは遅いのです。まずはこの先を読んでみて下さい。
金庫破りの実態
平成13年版犯罪白書(検察庁)によると金庫破りの発生件数は、平成期に入り以前と比べて353.9%の増加、
平成18年上半期の犯罪情勢からグラフ化した左図を見ても世の中の不況を反映してか平成12年をピークに
金庫破りの発生件数は依然としてとても高いのがわかります。
また、近年の傾向としては広域化・組織化された外国人窃盗団による犯行が増加し、
かつては狙われにくい場所だった病院や福祉施設なども、見境いなくターゲットにされています。
バール等を使用して金庫を破壊したり、金庫ごと盗むといった荒っぽい犯行が増加しているのも特徴です。
平成17年警察白書 によると110通報から警察官が現場に駆けつけるまでには平均して 7分15秒かかるそうです。
そして、一般に金庫泥棒が仕事に掛ける時間は約5分。これでは犯行を防げるはずがありません。
では、どうすれば良いのでしょう?
追記 平成21年度上半期において、「金庫破り」は10.1%増、「出店荒し」は15.6%増、「事務所荒らし」は7.9%増と対前年同期に比べ増加しています。
金庫破り対策
まず、現金・手形等の保管に耐火金庫を使用されている方が多いようです。耐火金庫は読んで字の如く火災には強いものですが
金庫破り対策は行われていないので、溶接機による切断やバールなどの工具によるこじ開け等に強い
強力金庫・防盗金庫を使用するようにするべきです。
では、強力金庫・防盗金庫を使っていれば万全なのでしょうか?
どんなに丈夫な金庫でも車輪が付いていて動かせる状態では、
その場で開けられなくても金庫ごと持ち去ってしまえばそれまでです。
じゃ、車輪を外しておけば大丈夫なの?
それで諦めてくれれば良いのですが、集団による犯行であれば重く丈夫な金庫であっても引きずって持ち去ることが出来るので、
床や壁等室内には損傷があるでしょうし、いっそ金庫を破られて中身だけ持っていってくれた方が良かった!
なんてことになっては泣くに泣けません。
金庫の固定
”金庫泥棒が仕事に掛ける時間は約5分”と云う事は、”長い時間が掛かりそうな場合は諦める”とも言えます。
つまり、金庫が”開けられるまで”、”運び出されるまで”により時間が掛かるようにすることが、
防犯対策上とても効果が大きいのです。
金庫破りが実際に金庫を開ける際にはまず金庫を動かして作業しやすい状態にします。
そこで金庫を床に固定してしまっておけば作業をやりにくくなります。
また、金庫そのものを床に固定しますので金庫ごと持ち去るのにも大変有効であることは言うまでも有りません。
実際、場数を踏んだプロフェッショナルな犯罪集団で有れば、
盗みに入った先の金庫が固定されていたら”防犯意識が強く危険である”と判断し犯行を諦める事も多いといいます。
もちろん犯行の手口や方法も多様化していますので金庫を固定していれば絶対に安全というものでは有りません。
金庫の固定と共に泥棒に建物内に進入されないような対策、進入されたときにより早く検知、
通報する方法等も合わせて考える必要が有ることは言うまでも有りません。
金庫の固定 実際の作業例
こちらは実際の金庫固定作業例です。
金庫の固定方法はこちらの@〜Cの写真の作業で
金庫と床の固定までのAまでのものと、さらにカバーで覆うことで
バールでのこじ開け防止効果が有るBまでのものがあります。
@金庫を固定するベースをアンカーボルトで床に固定します。
Aベースに金庫を載せ、ベースと金庫内部をボルトで固定します。
B金庫をカバーで覆い完成です。カバーは床に直接
アンカーボルトで固定します。
C金庫を開けたところです。
金庫の大きさ設置場所等の条件で価格は違って来るのですが
こちらの例の場合で価格は¥80,000となります。
料金の目安
最も一般的な重量200kgの金庫、エリアは岡山市・玉野市内(御津地区は除く)の場合で、
料金の目安は¥30,000〜となります。
工法・作業条件・作業エリア等により料金は違ってきますので詳細はフリーダイヤル 0120-104-198
までお電話を頂くか、もしくは「お問い合わせ
」フォームよりお気軽にお尋ね下さい。